ベトナム戦争帰りの敏腕パイロットであるホークが、最新鋭のスーパーヘリ“エアーウルフ”を駆り、ドミニクら仲間とともに世界各地で巻き起こる様々な事件に立ち向かい解決していく、人気TVシリーズの傑作「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ」。
この度、「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ コンプリート ブルーレイBOX」を12月25日(金)に発売することが決定。これを記念し、公開アテレコ取材が、発表のあった10月9日に都内のスタジオにて開催された。

本作のブルーレイはオリジナル・フィルムから完全HD化によるあの“エアーウルフ”の戦いが高画質で甦る上、DVD版では日本語吹替がなかった約1時間45分にも及ぶシーンにオリジナル吹替キャストによる吹替を追加収録したコンプリート版。
吹替の新録作業をした、ストリングフェロー・ホーク役(ジャン・マイケルビンセント)の磯部勉と、ドミニク・サンティーニ役(アーネスト・ボーグナイン)の富田耕生が、28年ぶりの名コンビぶりを、アテレコで再現してマスコミに披露した。

磯部は「初めてのテレビシリーズで思い入れがあります。当時の声は今と違って、とても若いので心配した」と話すも、富田は「全然問題なかった。いい声してたよ」と相棒として太鼓判を押した。また、加えて「僕は当時も今も老けた役だから、やりやすかった」と場内を笑いに誘った富田は、作業をし始めると、自然と当時の勘が戻ったという。

さらに、磯部演じるホークのパートナー役であるケイリトン役(ジーン・ブルース・スコット)を演じた戸田恵子からは、スケジュールの都合で本会見に参加できなかったため、ビデオレターが届き披露された。
「久々に作品を観て聴いて、自分の声の若さにびっくりしてしまいました。あんな可愛らしい時期もあったんだなと(笑)。磯部さんと富田さんは当時から存在感があり、さすがだなぁと思いました」と興奮気味に当時を振りかえった。
さらに、「磯部さんはクールでかっこいい役。ご自身の声もぴったり。富田さんとは絡むシーンが多く、当時、ド新人の私を可愛がっていただいたのを良く憶えています」という感謝の言葉を伝えた戸田に、磯部は「当時から、滑舌良くて爽やかで上手な人という印象」、富田は「物おじしないしっかり者。新人っぽくなかった」と、声優界の大御所2人から絶賛のお墨付きを送られ、場内を盛り上げた。